マネーマネジメントのしやすい投資対象は何だろう? 株・商品先物・日経225先物・FX(外国為替証拠金取引)……投資系金融商品のなかで、もっとも資金管理の簡単なのは?

商品先物とマネーマネジメント

商品先物をとりあげてみましょう。商品先物取引は証拠金を差し出すことで、銘柄の売買ができる金融商品です。証拠金6万円で、金先物を1枚売買する、というように。ところが、この証拠金、市場の動向次第で増額されてしまいます。
臨時増し証拠金定時増し証拠金がそうですね。

証拠金増額の理由はひとつではありません。価格が高騰しているから、乱高下が激しいから、ストップ制限が拡大しているから……と、さまざまです。ここにマネーマネジメントを考える上での大問題に直面します。つまり、いつ、証拠金が増額されるのか? それが分からないという問題です。

検証時こそ厳正なマネーマネジメントを

相場で生き残るための売買ルールを作るとき、価格データを参考にしながら、検証をおこなっていきます。このとき、いつ、いくらの証拠金が要求されているのかを把握していないと、実際には所持できないほどのポジションを抱え込んだまま検証を行っていることになります。

検証で大きな利益を残せたので実際のトレードを数ヶ月やってみたところ、ポジションサイズ(枚数)を縮小しなければならないことが続いて、思ったほどには利益を出せなかった、といことになりやすいのです。

十分な余裕資金を残して、1枚(単利)での検証をするなら問題は生じないでしょうが、複数枚のトレードを実際にしようとするときは、十分に気をつけてください。これはデイトレードをするときも、日をまたぐ通常トレードのときにも言えることです。