価格変動はマネーマネジメントにどう影響するか?
価格変動はマネーマネジメントにどのような影響を及ぼすでしょうか?
ひとつは株式にみられるように価格帯によって、1ティックあたりの変動幅が異なることです。株式の呼び値は、2000円以下が1円単位、3000円以下が5円、3000円を超えると10円というように、価格を動かす単位が価格帯によって異なっています。
すると過去データの検証をする場合に、時期の選び方という問題が生じてきます。
たとえば、88年、89年のようなバブルの絶頂期の価格データで検証したからといって、現在の市場環境にどれだけ役に立つのか疑問ですよね。現在の価格が10分の1〜5分の1になっている銘柄で運用しても大丈夫なのか? とても不安です。
価格水準そのものもマネーマネジメントに影響を及ぼします。
高騰の激しい商品市場でもいえることです。
穀物や燃料・貴金属相場は数年前とは、まったく異なる変動幅を記録しています。
安かった水準で検証して、今日の乱高下する相場のなかを泳いでいけるのでしょうか? 日々、変動する損益に参ってしまうのではないでしょうか? それが含み益ならまだしも、含み損だった場合は……。
投資活動を中断してしまいかねない要素がつきまといます。
このような価格水準・価格帯による呼び値の変更の問題もFXは無縁のようです。
仮にやや変動幅が大きくなっても、倍率を投資家が調整できるという利点があります。このように考えてくると、FXは比較的マネーマネジメントが楽なようです。
