月収がマネーマネジメントに及ぼす影響
月収がマネーマネジメント(資金管理)に及ぼす影響は、なんといっても耐えられる含み損の額になります。「60万の含み損を抱えても、月収の2か月分だ。すぐに取り返せる」という思いが、マネーマネジメントに関わってくるわけです。
もちろん多いにこしたことはありません。月収が少ないと、わずかな含み損に震え上がってしまって、まともにトレードもできませんから。
実際、月収×12ヶ月が年収にはならないのですが、多くの投資家が相場を張るとき、念頭に置くのは月収が単位となっているようです。たとえ全資金を失っても、何ヶ月働けば取り返せる、と考えるみたいですね。
(正確な年収は、保険や年金、家賃、水道光熱費などによって減ってしまうため、生活費を除くと自由に使える金額は限られてきます。多くの投資家は、年間の保険料がいくらか? 年金のためにいくら徴収されているのか即答できないため、年収は月収に比べて漠然とした金額になりがちです。そのため投資を考える場合には、月収を単位としているようです)
何度か投資セミナーに参加して分かったことがあります。
成功している投資家は、日々の損益をグラフにしていることが多いのです。
Y軸の0を起点に上は利益、下は損失、X軸が期間のグラフを描いています。ちょうど地震計の針の動きを模したような折れ線グラフになります。
確定した損益だけでなく、含み損益もグラフ化しています。
いつごろ、どれだけの含み損を抱えたのか? しっかり把握して次の売買の参考にしています。システムトレードというと、右上がりの利益曲線ばかりを思い浮かべてしまいがちですが、トレードごとの確定損益グラフや含み損益を表したグラフも重要視していると分かりました。
この「含み損」をどこまで許容するかに、月収がいくらなのかといったことが関係してきます。月収の多い投資家は、多少の損失を被っても心理的な動揺を起こさないので、許容できる含み損も大きくしていいでしょう。
