マネーマネジメントをシステムトレードから学ぶ
投資で成功しようとするなら、マネーマネジメントが大切だとは、よく言われることです。このマネーマネジメントはシステムトレードから学ぶといいでしょう。システムトレードとはルールに基づいて取引することです。勘や当てずっぽう、衝動買いなどとはまったく違った売買をします。今日の終わり値が前日の終わり値より高くなったら「買い」、安くなったら「売り」というように、売買するための条件を必ず決めておきます。
そして、どんなときでもそのルールを守って、延々とトレードを続けていくのです。

もちろん、どんなときに損切りするか? ということも決めておきます。
含み益が全体の資金量の1割に達したら手仕舞いする、100円以上逆行したら損切りする、ブレイクアウトしたら逆に張っているポジションを落とす……。
このルールに従っている限り、トレードごとの最大損失は固定されますから、気付かないあいだに破産していた、などということも避けられるでしょう。
Aというルールでトレードしたら、勝率は65パーセントだった。利益の合計は3450円幅、損失の合計は1160円幅。過去の価格データを利用して検証したところ、もっとも大きな含み損を抱えたのは、130円幅だった。
Bというルールでトレードした場合は……と、いくつもの売買ルールを作るわけです。
あらかじめ決められたルール通りにトレードを行う(システムトレード)とは、マネーマネジメントそのものです。ポジションサイズ(枚数)を増やすタイミングはいつがいいのか? 余裕資金はどれくらい残しておけばいいのか? このようなことを検証していくうちに、負けにくいルールを見出すことができるでしょう。
